RMZ-09 スパイカー <戦闘機械獣>
 SPIKER(カマキリ型)
解説:ゾイド星の陸上戦闘機械獣。
鋭い刃をもつハイパーサーベルを主武器とし、
背中に対空砲と機関砲を備えている。
草原地での格闘性能にすぐれている。
カタログ解説:攻撃能力を持つ新鋭の陸上探査機。
草原地で威力を発揮する探査機。
全長:9.0m 全高:6.0m 全幅:4.2m
推定重量:6.4t 最高速度:220km/h
武装:30ミリ連装対空砲
20ミリ機関砲 ハイパーサーベル
ゾイド・ストーリー(1)
時代は地球人類が太陽系に進出を果たして、恒星間飛行を目指す大航海時代に入った頃・・・
太陽系の全く正反対の位置に、太陽系とそっくりなゾイドゾーンが発見された。
惑星ゾイドは地球によく似た大気を持ち、金属鉱脈の露出が多い星だ。
そのため、金属イオン濃度の高い海に誕生した生命は、さまざまな進化を経て、爬虫類型、昆虫型の金属細胞を持つ生物となった。

金属生命体「ゾイド」の誕生である。

また一方では、進化の途中で枝分かれし、独自の発展の末、知的生命体である「ゾイド星人」も誕生した。
後にゾイド星人は、共和国側、帝国側に二分され勢力争いが始まった。
そして両陣営は、ゾイドを主要武器である戦闘獣へと改造していった。
そして今、飛来した地球人の手により、ゾイドはさらに改良され戦闘能力も強化されて、
注目の「メカ生体・ゾイド」となっていったのである。
キット解説:4つの足で前進、腕と首が可動します。
パーツ数:20 キャップ使用数:12 パイロット:1
パワーユニット:1 ハードポイント:4 コスト:580
1984年4月発売
機体解説:格闘戦を得意とし近接戦闘に特化した特殊ゾイド。
運用法が限定されるため最前線での華々しい活躍はないが、
隠密行動による奇襲、迎撃に威力を発揮した。

筆者解説:格闘主体の白兵戦用小型ゾイド。カマはもちろん
爪も強力な武器だったようだ。総力戦になると辛いが接近戦に
持ち込めば帝国小型ゾイドと十分に渡り合えた。羽は退化したが、
改造され飛行できる機種も存在が確認されている。

製品解説:「4つの足で前進」とあるが実際にはフレームの足で
前進しており、前後に張り出した足は移動の役には立っていない。
初の昆虫型ゾイドでもある。

尚、形式番号が発売順と一致しないのは、ゴドスとガイサックのみ
電動を含めた総数でカウントされたからではないかと推測される。
ために09が飛ばされ、後から発売された本機が09となったのでは
ないかと考えられる。また、本機は580円シリーズの発売順では
9番目なので09が与えられたとも考えられるが、後のMZシリーズ
のナンバリングではゼンマイの総数で統一されている。
関連リンク
ヘリックメモリアルボックス2
ゾイドバトルカード
ゾイドコレクション
スパイカー全体パース
GOJULAS
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