EMZ-17(05) ザットン <戦闘機械獣>
   ZATTON(恐竜型)
解説:装甲重視したために、ゲルダー以上に
重量が増加し、機動性が非常に低下したために、
主に後方支援、輸送、偵察用に使用される。
カタログ解説:高いコックピットをもつ偵察用メカ。
全長:10.1m 全高:8.7m 全幅:4.0m 重量:25.5t
最高速度:150〜180km/h
武装:連装電磁砲X2 3連衝撃レーザー
機銃X2 コックピットは単独で飛行可能。
ゾイド・ストーリー(1)
時代は地球人類が太陽系に進出を果たして、恒星間飛行を目指す大航海時代に入った頃・・・
太陽系の全く正反対の位置に、太陽系とそっくりなゾイドゾーンが発見された。
惑星ゾイドは地球によく似た大気を持ち、金属鉱脈の露出が多い星だ。
そのため、金属イオン濃度の高い海に誕生した生命は、さまざまな進化を経て、爬虫類型、昆虫型の金属細胞を持つ生物となった。

金属生命体「ゾイド」の誕生である。

また一方では、進化の途中で枝分かれし、独自の発展の末、知的生命体である「ゾイド星人」も誕生した。
後にゾイド星人は、共和国側、帝国側に二分され勢力争いが始まった。
そして両陣営は、ゾイドを主要武器である戦闘獣へと改造していった。
そして今、飛来した地球人の手により、ゾイドはさらに改良され戦闘能力も強化されて、
注目の「メカ生体・ゾイド」となっていったのである。
キット解説:4本足で前進。
背中のスイッチ操作で3連ビーム砲が現れる。
パーツ数:18 キャップ使用数:10 パイロット:1
パワーユニット:1 ハードポイント:4 コスト:580
1984年12月
機体解説:ゲルダーと同時期に開発されたが、重装甲に対し
出力不足に陥り機動性が著しく低下した。そのため、
支援砲撃、偵察、輸送や回収作業ゾイドとして採用される。

筆者解説:特筆した活躍はないが、後方支援用ゾイドとして
部隊維持に無くてはならない機体となった。
厚い装甲のため生存率も高く、信頼性も高い。

製品解説:帝国最後の580円ゾイド。
多くのパーツをゲルダーと共用しているが
まったく違うゾイドに見えるそのデザインは秀逸。
 ■帝国側仕様バリエーション
補給隊仕様
 後方において、部隊の補給(給油、給水、修理)などにあたる。
 背中のユニットを換装する事により多目的に使え、そのバリエーションは広い。 

対空砲仕様
 背中のユニットを対空砲に換装したタイプ。主に部隊の防空援護にあたる。
 対空戦には絶大な力を発揮するが、地上戦には不向きである。
機体背面に連装電磁砲を装備
背部にあるレバーをスライドさせると3連衝撃砲が出現する
コックピット、内部フレーム、脚部、尾部、武器類全てをザットンと共有するゲルダー
イメージを統一しつつ全体のシルエットはまったく違うゾイドに仕上がっている
初期ゾイドのもっとも秀逸な部分がこのパーツの共有かもしれない
関連リンク
ゼネバスメモリアル1984
ゾイドバトルカード
ゾイドコレクション
ザットン全体パース
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