デスピオン

E24-01 デスピオン＜特殊部隊軽戦闘型＞
　　　　DEATHPION（サソリ型）

解説：帝国次期ゾイドの前進部隊として攻撃、護衛、偵察力にすぐれた
軽戦闘機械獣が特殊部隊として編成されていた。森林、砂漠、山岳地
帯、どのような不整地においても作戦行動可能なサソリ型重戦メカ。地
をはう独特のスタイルは敵に発見されにくく、被弾経始の点からも好ま
しい。そして８本の脚はすぐれた高速機動性を生み出す。尾先端部に
装備されたビーム砲は高性能の探知装置と連動し、抜群の命中精度を
誇っている。防御面においても最新の複合装甲を使用。戦闘時にはコッ
クピット部が完全に密閉されるシステムになっており、その独特のスタ
イルとあいまって徹底した生存性への対策が盛り込まれている。

カタログ解説：攻撃力に優れた特殊部隊の大型メカ。

全長：７.４ｍ　全高：４.９ｍ　全幅：４.４ｍ　重量：７.２ｔ　最高速度：１２０ｋｍ／ｈ
武装：パルスビーム砲　接近専用機銃　電磁波発生アームＸ２　発煙弾発射筒Ｘ６　複合センサー

特殊部隊兵士武装：マシンガン　通信装置　ソフトメタルグロススーツ（プロテクターの下に着用）
　戦闘指示コンピューター分析装置（ガスや放射能の有無を調べる装置）
　赤外線暗視装置（コンピューターからの戦闘時における多数の情報をヘルメット内に映し出すディスプレイ。)
　プロテクター（ゾイド２４に乗る兵士が着用する装甲服で熱・寒さに強く、防弾能力を有す。ゾイド２４からの情報を
　ヘルメット内のディスプレイに映し出す事ができるシステムが装備されている。耐Ｇスーツの役割もはたす。）

ゾイド・ストーリー
ゾイド２４にはあるひとつの特命が与えられている。その特命とは、ゼネバス皇帝がウラニクス工業地帯の地下秘密基地に
隠してある超巨大メカが作戦に投入された時に、それを支援する新鋭部隊の中心メカになる事なのだ。従来のメカでは、
支援しきれないほどの巨大さであり、そのためにはゾイド２４のより速く、より強力な攻撃力、機動力が必要なのだ。

キット解説：パワーユニットによりハサミを動かしながら前進。

パーツ数：６４　キャップ使用数：４８　バッテリー：１（単３Ｘ２）
パイロット：１　ハードポイント：０　コスト：３５００
８７年７月発売

機体解説：新たに配備されたデスザウラーをサポートするために
設計された新規格のゾイド。部隊の指令機として機能するほか、
優れた隠密性と走破性を誇り、砲撃や偵察、格闘戦にも対応する。

筆者解説：低い姿勢、完全装甲下に置かれたコックピットなど、非常に
完成された機体。デスザウラーと共に部隊を編成し進軍、デスザウラー
が防衛部隊を撃破し、２４部隊が拠点制圧を行い無敵の進軍を続けた。

製品解説：デスピオンは有名デザイナーが手がけた機体として知
られる。非常に洗練されたイメージでその完成度の高さからファンも
多い傑作機である。

　■帝国側仕様バリエーション
指揮官仕様
　指揮官用としてレーダー、通信機を強化。武装は強力な電磁主砲に換装してあるが高エネルギーを必要とす
　るため連射ができないのが欠点である。機体はレッド系で塗装されている。

森林戦仕様
　機体は森林迷彩で塗装されている。尾先端部にはバルカン砲、低光度ＴＶ、赤外線監視装置などを装備して
　あり夜間においてもすぐれた戦闘力を発揮する。

３ヶ所の可動ポイントにより上面装甲が開閉。パイロットはベルトで固定される

付属兵士

尾部のパルスビーム砲

イグアンとの比較。かなり大型の部類に入る

デスピオン全体パース