RHI-10 レイノス<超音速攻撃型>
   RAYNOS(テラノドン型)
解説:制空権奪回のために開発された対レドラー用、新型超音速戦闘機械獣。
機体の軽量化によって種々の装備が搭載可能となっている。背部の高性能
レーダーは、攻撃システムと連動して戦闘時におけるパイロットの負担を
軽減する。後部のジャイロ・Dシステムの姿勢制御機構は、優れた旋回性を
発揮する。そしてアフターバーナー使用時に最高速度に達する。
カタログ解説:そのスリムなボディに秘めた鋭い攻撃力。
翼をはばたかせ獲物を狙う。
全長:17.3m 全高:7.3m 全幅:16.3m 重量:30t 最高速度:マッハ3.3
武装:72mmバルカン砲x2 3連装ビーム砲 3D電子式レーダー
機体下部に対空ミサイルを格納
■ゾイドバトルストーリー<中央大陸戦争終結>
 ZAC2048年、帝国軍最強軍団とマッドサンダーを主力に編成されたMAD師団が激突した。戦いは一進一退を
続けていたが、マッドサンダーの活躍により共和国軍が勝利をおさめた。また、これまでレドラーの空からの攻撃に
苦戦していたが、運動性に優れたレイノスの投入で、空陸連携の作戦行動が可能となった。勢いにのる共和国軍
は一気に進撃し、翌年、首都奪回に成功した。主力軍団を失った帝国軍は前線基地を撤退、ZAC2050年、
共和国軍は全領土を取り戻した。帝国軍の敗退はなおも続き、2051年には共和国軍は中央山脈を越え、帝国領土の
奥深くまで食い込んでいた。「デスザウラー倒れる!」「帝国軍撤退開始!」次々と入る知らせは帝国軍皇帝ゼネ
バスの顔を曇らせた。「もはや私は歳をとりすぎた。再び共和国軍と戦う気力はない・・・」皇帝はつぶやいた。
その時、皇帝の心の中で悪魔のような決意がなされていようとは誰も知らなかった。「今まで戦ってきたのは、この
大陸からあのヘリックを追い出すためだった。それがかなわぬ今、この大陸を誰の手にも渡すわけにはいかない。」
皇帝は一人の密使をはなった。その目的地は・・・「暗黒大陸」であった。皇帝は暗黒大陸と手を結ぶ事を決意した
のだ。 「この大陸を誰の手にも渡すわけにはいかない」 とはなにを意味するのか。そして暗黒大陸の果たす役割
とは?中央大陸の人々はまだなにが起ころうとしているのか知らない。ヘリック大統領ですら・・・。
海岸地帯を偵察中のレイノス編隊はレドラーの一軍と遭遇。激しい空中戦となった。多くのレドラーが撃墜されたが、
逃げ延びた数機が遙か海上へと飛び去って行った・・・・・・皇帝の密使が待つ未知の暗黒大陸を目指して・・・・・・
キット解説:Hiパワーユニットにより、口を開閉し翼を上下に振りながら2本足で前進します。
パーツ数:36 キャップ使用数:8 パワーユニット:1 パイロット:1 ハードポイント:7
1989年1月発売 1000円
機体解説:対レドラー用に共和国軍が総力を結集して開発した、プテラスに
替わる主力空戦ゾイド。格闘能力の優れるレドラーに初戦時の射撃で対抗
するため武装も豊富だが、機体の軽量化にも成功し、レドラーに比べて
4t以上も軽い。(通常武装時)アフターバーナーによる加速は最高速度
マッハ3.3を叩き出し、レドラーに対して空中戦で優位に立つ事に成功した。
筆者解説:旧共和国軍としては最後のゾイド。本格的な制空戦闘機としては
ペガサロス以来という事になる。機体性能も高く、最も完成された空戦ゾイド
かもしれない。暗黒大陸における戦いでも活躍し、数々の戦果をあげた。
製品解説:特徴的なシルエットはまさに戦闘機そのもので、2足歩行に
連動して翼、口が可動する。第2期シリーズの最後を飾る機体でもある。
コクピットは現用戦闘機並で、珍しく後方視界まで確保されている 後部に装備されたバルカン砲
レイノス全体パース
関連リンク
RZ-039 レイノス
ゾイドバトルカード
[36] [10] [41]
ゾイドコレクション
[65] [17] [75]
2001.04/03作成 2019.03/12追記