RPZ-14 サラマンダーF2 <戦闘機械獣>
    SALAMANDER F2(翼竜型)
解説:空中戦での機動性と、飛行速度をさらにアップした共和国軍の
戦闘機械獣。共和国空軍の対暗黒軍用の主力メカとして開発された。
翼に電磁フロートシステムを使い、機体を軽量化して、高速での機動性を
上げた。一撃離脱の対地攻撃を得意とし、バルカンファランクスが威力を
発揮する。そのすさまじい戦闘により、゜ファイティングファルコン″と
呼ばれている。
カタログ解説:特になし。
全長:24.1m 全高:17.1m 全幅:26.6m 重量:90.0t 最高速度:M3.5
攻撃力:40 防御力:30 総合力:70
武装:連装ミサイル バルカンファランクスX2 2連対空レーザーX2
火炎放射機 小口径レーザーX4 ファルコンウィングX2
■ゾイドバトルストーリー<新生!サラマンダーF2>
ZAC2054年、共和国軍とガイロス皇帝率いる暗黒軍の激戦が、暗黒大陸で続いていた。陸戦がほぼ互角であるため、
共和国軍は空からの攻撃力を強化し、暗黒軍の奇襲を退けた。暗黒軍は対空用の戦力を投入したが共和国軍を止める
事はできなかった。暗黒軍の決定的な弱点、それは空軍力であった。若き指揮官シュテルマーは、早くからガイロス皇
帝に空軍力の強化を進言したが、聞き入れてもらえなかった。
空の守りの弱さをつかれ、暗黒軍は「ブラディゲート」「ゴッドクライ」の戦役を落とし、新生共和国軍に暗黒大陸の奥深く
まで進入を許してしまった。共和国の指揮官シュウは、中央大陸から届いたばかりのサラマンダーF2に乗り、空から
「デビルズメイズ」(悪魔の迷路)の偵察に出ていた。次の戦場となる「デビルズメイズ」は、陸から攻めるには多くの犠牲
をはらう事になるが、空から見れば無防備な迷路の谷にすぎない。シュウはサラマンダーF2部隊を主力にこの作戦を進
める事を決心した。「全機に告ぐ、よくこの地形を覚えておくように、悪魔の迷路は君たちサラマンダーF2部隊にまかせ
る。この攻撃の成功がこれからの戦いを決定づけるだろう。健闘を祈る。」
作戦実行の朝が来た。チーフパイロットのバード少尉は、シュウ達に見送られて編隊を組み、デビルズメイズを目指し出
撃した。まだ、暗黒大陸は眠りの中にあった。なんの抵抗もなく迷路の上空にさしかかる、バード少尉はサラマンダーF2
の翼を左右に振り、一斉攻撃の合図を送った。
キット解説:連装ミサイル発射!
パーツ数:71 キャップ使用数:47 パイロット:2 パワーユニット:1(単3X2)
ハードポイント:18 1989年10月発売 3200円
機体解説:空からの攻撃に弱かった暗黒軍の弱点を突くため、
サラマンダーを改良、様々な能力アップを施したのが本機である。
機体の軽量化と共に最高速度、機動性等機体性能が大幅に向上、
その結果まったく新しい空戦ゾイドへと生まれ変わった。
筆者解説:旧式化しつつあったサラマンダーを再び採用するため
改良した機体。仕様に大きな変更はないが、空軍の新戦力として
再び大空を舞うことになった。
製品解説:カラー変更のみで構成は旧キットと変わらない。
メッキパーツを多用したせいか値段は200円アップ。
尚、F2は「ファイティングファルコン」の略で、
正式な表記は「Fの二乗」。
めずらしく青いキャノピー。シルバーにダークブルーの本体色も絶妙 背部ミサイルユニットは白一色
ファルコンウイングを広げるとかなりの大きさ、渋い機体カラーリングに黄金の翼がよく映える
関連リンク
サラマンダーF2全体パース
RPZ-01 サラマンダー
RZ-045 サラマンダー
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