EZアイアンコング

EZ-015 アイアンコング
IRON KONG（ゴリラ型）

解説：現存する「中央大陸戦争時代」ゾイドの中で、
唯一ゴジュラスに対抗できる帝国軍の最強ゾイドである。
あらゆる地形・天候の中での活動が可能であり、さらには高い格闘性能と
対地・対空・対ゾイドなどの多彩なミサイルを合わせ持つ万能機。
また、気性の粗いゴジュラスに比べて格段に扱いやすいため、
前大戦のパイロットには最高傑作機に推す者も多い。
ブースター装着により、機動力を向上させたＭＫ－IIや量産型も存在する。

全長：１１.５ｍ　全高：１７.７ｍ　重量：１８７ｔ　最高速度：１５０ｋｍ／ｈ
武装：ＴＶＭ地対地２連装戦術ミサイル
１０連発自己誘導ロケット弾ランチャー　対ゾイド６連装ミサイルランチャー
アイアンハンマーナックルＸ２　複合センサーユニット

アイアンコングスペック表

　■ゾイドバトルストーリー４
ＺＡＣ２０９９年・・・４０年以上に渡る平和な時代が、終わりを告げる時が来た。かつて、暗黒大陸ニクスを領土とする
ガイロス帝国と、中央大陸デルポイを統一したヘリック共和国との間で繰り広げられた「大陸間戦争」。
その決着を付けるべく、ガイロス帝国が西方大陸エウロペへと進撃を開始したのだ。

帝国の狙いは、両国の間に横たわる強電磁海域「トライアングルダラス」を避け、中央大陸への侵攻ルートを
確保することである。この情報をキャッチしたヘリック共和国は、直ちにゾイド戦闘軍団の派遣を決定。

だが、数年前からこの戦争に向けて万全の準備を進めてきた帝国軍と出遅れた共和国軍の戦力差は明らかであった。
開戦後、わずかに１週間。共和国前線部隊は、深刻な危機に陥ったのである。砂漠をはさんで対峙した両軍の主力部隊が、
真っ先に目指したのは西方大陸中央南に位置するオリンポス山。「エウロペの屋根」の異名を持つこの山は、
西方大陸全土が見渡せる戦略上の重要拠点だ。ここを巡る攻防の初戦において、
共和国軍は致命的とも言える大敗を喫してしまうのである。

この戦いにおいて、帝国に最も大きな戦果をもたらしたのがＥＺ－０１５アイアンコングであった。
全天候型で格闘戦、砲撃戦のいずれにも対応できる、この大型万能ゾイド部隊を打ち破れる共和国部隊は存在しなかった。

キット解説：リアルに歩行。コックピットが開閉。目が光る（連動）　武器が回転（連動）　武器発射（手動）

パーツ数：８６　キャップ使用数：２７　パイロット：２　パワーユニット：１（単２Ｘ１）
ハードポイント：５　　ライトユニット：１（単３Ｘ２）コスト：３０００　組み立てキットレベル：５
１９９９年１０月３０日発売

機体解説：ゼネバス帝国がゴジュラスに対抗するため開発した初の大型ゾイド
アウトレンジからの先制攻撃に主眼を置き、長射程の武器を搭載しているが、
俊敏な機動性と共に、格闘戦においても高い性能を発揮、主力として活躍する

めずらしい頭部並列複座式のコクピット

頭部は発光点滅ギミックを搭載、複合センサーユニットとキャノピーが光る

右肩に対ゾイド６連装ミサイルランチャーを装備、バネ式でマガジンに装填されたミサイルを発射できる

背部ＴＶＭ地対地２連装戦術ミサイル
歩行と連動して台座が回転する

アイアンハンマーナックル、左腕のみポイントを装備

左肩には１０連発自己誘導ロケット弾ランチャーを内蔵

フレームに軽量金属の装甲を装着しているというコンセプトの元、駆動フレームに実際に装甲パーツをかぶせる形で組み上げる

背部バックパックに単２電池Ｘ２の電飾専用電源を搭載

電源が別のため、発光のみを楽しむ事もできる

ZOIDS2版のコング

付属ミサイルの形状も
安全面への考慮から
変更されている。
上がEZ版、下が旧版

胸部装甲を開くとパワーパックが出現、電源は単２電池Ｘ１に変更され、それに合わせて腹部形状も変更されている
これは旧時代の後に海外で発売されたZOIDS2版のコングからの改修ポイントで、以降全てのコングはこの方式
旧型は単３電池Ｘ２で駆動する方式で、EZ版に比べ、腹部もすっきりしている。電動ギミック自体に変更はない

初代コングとの比較。装甲やフレーム等の全体的な色の系統は変わらないが
キャップは緑からグレーに、クリアパーツの色が赤から緑へと変更された