EZセイバータイガー

EZ-016 セイバータイガー
SABER TIGER（トラ型）

解説：中央大陸戦争時代に、ゼネバス帝国が開発した｢サーベルタイガー｣の
ガイロス帝国仕様。当時、大型ゾイドでありながら最高速度で２００キロを叩き
出すその性能に、すべての共和国軍前線兵士が恐怖したという。その後、
シールドライガーの出現で最高速大型ゾイドの座を奪われたサーベルタイガーは、
ガイロス帝国の手によって動力機関の出力アップと冷却装置の改造が施され、
その結果、最高速度は２４０キロまで上昇。そして今、セイバータイガーとして
蘇り、時代を超えて宿敵シールドライガーの待つ戦場へと出撃する。

全長：１５.６ｍ　全高：９.１ｍ　重量：７８.０ｔ　最高速度：２４０ｋｍ／ｈ
武装：対ゾイド３０ｍｍ２連装ビーム砲　地対地ミサイルポッド
小口径対ゾイドレーザー機銃（左）　赤外線レーザーサーチャー（右）
ＴＥＺ２０ｍｍリニアレーザーガンＸ２　対ゾイド３連衝撃砲
ＡＥＺ２０ｍｍビームガンＸ２　複合センサーユニット
キラーサーベルｘ２　ストライククローＸ４

セイバータイガースペック表

　■ゾイドバトルストーリー５
ＺＡＣ２０９９年・・・４０年以上に渡る平和な時代が、終わりを告げるときが来た。かつて、暗黒大陸二クスを領土と
するガイロス帝国と、中央大陸デルポイを統一したヘリック共和国との間で繰り広げられた「大陸間戦争」。
その決着を付けるべく、ガイロス帝国が西方大陸エウロペへと進撃を開始したのだ。
帝国の狙いは、両国の間に横たわる強電磁海域「トライアングルダラス」を避け、中央大陸への進行ルートを
確保することである。この情報をキャッチしたヘリック共和国は、直ちにゾイド戦闘軍団の派遣を決定。
だが、数年前からこの戦争に向けて万全の準備を進めてきた帝国軍と出遅れた共和国軍の戦力差は明らかであった。
開戦後、わずかに１週間。共和国軍前線部隊は、深刻な危機に陥ったのである。砂漠をはさんで対峙した両軍の
主力部隊が、真っ先に目指したのは西方大陸中央南に位置するオリンポス山。
「エウロペの屋根」の異名を持つこの山は、西方大陸全土が見渡せる戦略上の重要拠点だ。
ここを巡る攻防の初戦に置いて、共和国軍は致命的とも言える大敗を喫してしまうのである。

オリンポス山を取り囲むメルクリウス湖は、帝国がほぼ制圧。すでに共和国は、高速奇襲部隊シールドライガーと
コマンドウルフの投入によって、かろうじて戦線を支えている状態であった。この圧倒的な戦況の中、共和国にとどめを
刺すべく深紅の帝国ゾイドが出撃していく。シールドライガーに匹敵する超高速性能を誇るＥＺ－０１６セイバータイガーである。

キット解説：リアルに歩行。コックピットが開閉。口が開閉（連動）　武器が可動（手動）

５９パーツ数：　キャップ使用数：２３　パイロット：１　パワーユニット：１（単３Ｘ１）
ハードポイント：９　組み立てキットレベル：４
1999年10月30日発売　2005年4月2日トイザらス仕様（ミニポスター付き）で再販　2000円

解説：第一次中央大陸戦争後期、戦いが砲撃主体の総力戦へと移る中、高速高機動の強襲ゾイドとして登場し、
それまでのゾイド戦を一変させた高速ゾイドの始祖たる名機。その後追加装備を施したグレートサーベルとして
暗黒大陸戦まで活躍。西方大陸戦争で大幅な改良を施され、武装を整理し新たにセイバータイガーとして甦った。