RZ-033 ハンマーヘッド
HAMMER HEAD(シュモクザメ型)
解説:旧大戦時にゼネバス帝国の海空両用機シンカーの
奇襲戦法に手を焼いていた共和国軍輸送部隊が、シンカー
の対抗機として開発したのがハンマーヘッドである。海中と
空中どちらでも効率よく稼動するイオンエンジンを装備し、主
翼部に可変翼を使用した機動性の高い海空両用ゾイドである。
全長:17.0m 全高:6.6m 重量:66.5t
最高速度:M1(空)65Kt(海)
武装:AZマニューバーミサイルポッドX2
AZマニューバーミサイルコンテナ AZパルスレーザーガン
AZ30mm2連装ハイパーショックガンX2
イオンブースターX2 イオンパルスジェットX2
ハンマーヘッド スペック表
 ■ゾイドバトルストーリー
ZAC2100年・・・北エウロペ大陸で対峙していたガイロス帝国軍とヘリック共和国軍の第2次全面会戦が始まった。
帝国軍は、エウロペに上陸した共和国軍主力ゾイド部隊の戦闘態勢が整う前に、総攻撃を開始。正面からはPK部隊
を主力とする装甲師団が、背後の海からはブラキオス、ヘルディガンナー、シンカーの混成海兵部隊が共和国陣地に
せまる。だが、海軍力に絶対の自信を持っていいた帝国軍には、大きな誤算があった。共和国軍は、海に最新鋭の
海空両用ゾイド、ハンマーヘッドを配備していたのだ。ハンマーヘッドはシンカーを瞬く間に殲滅すると、ブラキオス、
ヘルディガンナーを空から悠々と沈めていく。一方上陸でも共和国主力ゾイド部隊による大反撃が始まろうとしていた。
キット解説:リアルに走行。コックピットが開閉。ミサイルポッド開閉。ヒレ(主翼)可動。ゼンマイ動力により走行。
パーツ数:44 キャップ使用数:6 パイロット:1 パワーユニット:1 ハードポイント:5 組み立てレベル:2
2000年7月27日発売(6月24日イベント先行発売) 800円 初回限定でゾイドカード(ZBC)が付属
機体解説:帝国の海空両用ゾイド、シンカーに対抗するため、あらゆる点で超える事を
目標に開発されており、小型ゾイドとしては破格の武装、高性能を誇る。要求された
スペックには到達する事ができたが、その反面生産コストが跳ね上がり、満足に数を
揃える事が出来なかった。武装を簡略化した量産タイプも検討されたが、最終的には
専用のカスタマイズパーツを装着した追加武装型か少数配備されるに留まった。
頭部にあるコクピットは半装甲タイプ 機首のミサイルポッドハッチが開閉し、ミサイルがせり出す
本体中央の背ビレが可動 左右の胸ビレ(主翼)が引き出されて展開する可変翼ギミック
機体後部にはミサイルコンテナを装備
残念ながらハッチ開閉ギミックはない
飛行ゾイドとしてはかなりの重武装。機首の左右にAZ30mmハイパービームガン、
両主翼下のポイントにAZ30mm2連装ハイパーショックガンを装備する
機体下面後部に装備されたAZパルスレーザーガンがリューズ。本体下面のリューズ受けに差込みネジを巻くと、体をくねらせながら車輪で走行
補足:制海権奪取のため、長い開発期間を経て実戦配備されたが、
高性能機ゆえのコスト高を招き、あげくにその後帝国に現れた空、
海、それぞれに特化した専用ゾイドには分が悪く、運用の難しい
機体となってしまった。キットも鮫モチーフの水中ゾイドのわりには
実際に水に浮かべて遊ぶ事はできず、車輪走行のみである。
関連リンク
CP-14 バイキングランスユニット