RZ-062 セイバリオン 
SABERLION(ライオン型)
解説:セイバリオンは、高性能量産機である鉄竜騎兵団超小型
ゾイドを参考に開発された共和国の最新鋭機。従来の小型ゾイド
に比べ運動性と格闘能力に優れ、小回りがきく。この特性を活か
して、ゲリラ戦や市街地戦に投入されるはずだった。だが1号機
が完成した時、共和国首都は鉄竜騎兵団によって陥落寸前であ
り、大統領を安全圏に脱出させるという最重要任務が与えられる
ことになるのである。
全長:8.5m 全高:6.0m 重量:14.5t 最高速度:255.0km/h
武装:ハイフリークエンシブレードX3
ハイフリークエンシファング ハイフリークエンシクローX4
デュアルセンサーアイ 後方警戒センサー
レーダーイヤーX2 スモークディスチャージャーX2
セイバリオン スペック表
 ■ゾイドバトルストーリー
ZAC2102年・・・帝国首都ヴァルハラの制圧に失敗したプロイツェンは、帝国・共和国連合を道連れに自爆した。
主力部隊を失った共和国軍には、もはや中央大陸を守る力はなく、鉄竜騎兵団によって首都ヘリックシティは
包囲されてしまう。絶望的な状況の中、最新鋭機セイバリオンによる、大統領脱出作戦が始まった。
キット解説:ハイフリークエンシブレードが展開(手動) 脚部が可動(手動) 口が開閉(手動) シッポが可動(手動)
パーツ数:36 キャップ使用数:4 パイロット:1 ハードポイント:1 組み立てレベル:2 
2002年4月20日発売 500円
機体解説:共和国SSゾイドの完成形にして、高性能な格闘戦用高速ゾイドとして開発された
本機だったが、既に共和国を取り巻く環境は最終段階に突入しており、その性能を十分に
発揮する機会が与えられぬまま、そのコンセプトは後継機に引き継がれる事になってしまう。
SSゾイド特有のバイク式操縦席。格闘専用機だがコクピットは装甲下にない デュアルセンサーアイはクリアパーツ、口が開閉可能
頭部のハイフリークエンシブレードが展開
側面とあわせ、計3つのブレードを装備
側面のブレード展開ギミック、鬣と肩のラインに合わせた独特の形状をしている
ハイフリークエンシブレードとは刃に超高周波を発生させ、敵を両断する武器
頭部装甲後部はーレーダーイヤー
後ろ足上部に煙幕発生装置を装備
後方警戒センサーの尻尾は
付根で大きく可動する
全身23箇所に可動域を備えており、従来ゾイドとは比較にならないほどの
接地性能や、好みの角度での様々なポージングが可能となっている
補足:1号機が完成した時点で共和国が首都を放棄してしまったため、
実質的に共和国SSゾイド最後の機体となってしまった。性能的には
従来の小型格闘ゾイドを凌駕する性能を誇っていたが、格闘戦に特化
した機体だったために、刻々と変わる戦局に対応できるほどの汎用性を
持ち合わせておらず、少数生産されるに留まった悲運の機体でもある。
パッケージ写真と製品で著しく本体色が異なるのは、そもそも試作品に
塗装を施してパッケージ用の撮影を行う事がほとんどだったためであり、
製品版と成型色や細部の形状が異なるのはままあるケースである。
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