ハイエンドマスターモデル
RPZ-03 シールドライガー
HMM第1弾
2006年11月4日発売
4,000円
コトブキヤ発のフルアクションプラスチックキット
X4
X2
X4
X2
X4 X4 X2 X2 X2
ランナー総数は実に34。Aランナーの青はRZシールドの青より薄い独特の色合い。クリアパーツはオレンジだが、RZシールドとは部分的に色合いが異なる
パーツのほとんどはPS製。ゴムキャップパーツもスチロール樹脂/PS製。ゾイドコアはPVC製。デカールシールには「R」「P」「Z」や新旧共和国のマーク有り
マニュアルにはシールドライガーの設定や各部解説、カラーレシピまで掲載、とても充実した内容となっている。キャップはもちろん現行ゾイドと互換性あり!
胴体前方部分には背部装甲と首パーツが付き、ゾイドコア内臓ギミックあり! 細かい部分までモールドがある
胴体中央部分。接続部はややきつめなので注意 胴体後方部分。意匠を残しつつアレンジされている キャノンと下部パーツで胴体は完成
3連衝撃砲を備えた下部パーツ ミサイル装着部は残念ながら現行ゾイドとは互換性がない 元のキットの8倍以上のパーツ数で構成される
前足。足首は四肢で共通
為にキャップ使用数が多い
甲のパーツがはめにくい場合は
取り付けダボを削って調節しよう
後足は元キットより
キャップが3つ多い
解説書を見ると当初は可動するようだったが
シリンダー等はあくまでモールドで連動はしない
四肢を取り付けた状態
5つのパーツで構成された尾部と大胆なアレンジが施された連装ビーム砲、各パーツの取り付け角度調節で尻尾のうねりを再現
頭部だけで40近いパーツ数 元キットに比べてかなりスマートになった。各部のモールドも細かい 計器類まで再現されたコクピット
4パーツ構成の搭乗兵士。腕のみ可動 元キットの兵士と比較。元キットの兵士は搭乗できないが、付属兵士は元キットに搭乗可能
細かいパーツに注意が必要だが、逆挿し防止策も施してあり、ビス止めや電飾配線のある同グレードのプラモよりはストレスなく組み上げる事ができる。
筆者自身コトブキヤのプラモに触れたのは初めてだったが、まったく問題はなかった。基本的作業のみのストレート組みでこれだけの完成度はすごい。
普段スケールモデルや人型ロボプラモを
組み慣れた人にも新鮮に感じるだろう
足をこれだけ開いても足首の可動と
1本1本独立可動する爪で接地可能
シールドライガー最大の特徴でもある
エネルギーシールド発生装置展開ギミック
主武装であるAMD2連20mmビーム砲(旧では2連装加速ビーム砲)展開ギミック
デザインはアレンジされているが、展開方法は元キットとまったく同じ
肩部にあるインタークーラーが展開
これは元キットにもなかったギミック
全身フル可動により様々なポージングが可能。各部間接はきつめになっており、2本足でも自立する。ただしパーツ強度はあくまで模型基準なので要注意
現行シールドとの比較。本体の青、牙、爪の色合いが違う 左から現行、HMM、旧シールド 青はどちらかと言うとバン仕様に近い色合い
背部のビーム砲取り付けジョイントの径は3mm
つまり旧時代の標準的な武装が取り付け可能
サイドに付けられないビームキャノンも
ジョイントを駆使して背部に装備可能
他にも工夫次第で色々な武装が装備可能
キャップ基部は5mmなのでBLOX規格だ
おまけ
やっつけでブレードライガー製作!・・・でも、HMMブレードが出ることを信じて元に戻せるように着せただけ(笑)
ゾイドの新しい可能性を示してくれたHMMシールドライガー
組み立ては慣れない人には少々面倒な作業かもしれないが、
短時間でいっきに作ってしまうのではなく、各パーツの
モールドや可動ギミック等を楽しみつつじっくりと組んでいこう。
苦労した分完成したときの感動は大きいものとなるはずだ。