聖衣神話第9弾
黄金聖闘士第4弾
2004年10月発売
4,200円
星矢達が青銅聖闘士の称号を受けた時から遡ること13年前、聖戦の前兆として
聖域に降臨したアテナを邪悪と化したサガから救い出し、城戸光政に託したのが
当時教皇候補としてサガと並び立っていた射手座サジタリアスのアイオロスである。
アニメのアイオロスは「アトミックサンダーボルト」なる必殺技を持ち、人馬宮に
数々の試練を仕掛ける等原作とは違いオリジナル要素がいくつか加えられている。
原作ではほとんど活躍するシーンがなく、実力も必殺技も一切不明のままだ。
サガにより逆賊の汚名をきせられ、追撃を振り切る際に重症を負い命を落とすが、
その魂は射手座の黄金聖衣に宿り、星矢達の窮地を幾度となく救う事になる。
巨大な翼が特徴的、そのせいかマントが付属しない 素体は1stの改良版で腿の部分がやや細い
オブジェ形態は半人半馬のケンタウロス族である弓を番えるケイロンに組変わる。アポロンやアルテミスから狩猟を学んだ
ケイロンはケンタウロス族の中でも賢者として多くの勇者を育てたが、ある時教え子の一人である勇者ヘラクレスが、
酔って暴れた際に彼が放った毒矢が不幸にもケイロンに当たり、不死の体を持つケイロンは死に切れずに苦しみ抜いた、
その姿を見て嘆いたゼウスによって天に上げられ星座となったと言う。ケンタウロス座のポロスとは別人とする説がある。
手首は握り拳と弓持ち用の2種類が付属 オブジェと素体の比較 顔の造形は相変わらずもっさりしている・・・
ブリスター構成。巨大な翼を収めるパックが素体のパックの下に収まっていて、二段重ねになっている
アニメオリジナルの必殺技アトミックサンダーボルトは電撃を帯びた右正拳 翼は基部2軸と中間に可動ポイントを持つ
弓と矢を持つ専用の手首が付属し、構えるポーズも再現可能。弓は本来腰の後ろに、矢は肩の下に収納されているが、折り畳みギミックはない
新規の星矢ヘッドが付属し、マスクの着脱が再現可能。頭部の造形は新生ペガサスの星矢ヘッドと大差ない微妙なデキのまま・・・
始祖となる大系との比較。大系が単色メッキなのに対し、神話では部分的に多色メッキを使ってアクセントを出している
黄金聖衣第4弾として発売された待望の射手座の聖衣
大系時代に最も売れた黄金聖衣で、神話でも人気が高く、
オブジェ形態のシルエットは再現度が高く美しい仕上がり
だがやはり頭部の造形が微妙で、マントも付属しないなど
不満点は多く、バージョン2を望む声も決して少なくはない。
マントは後にキャンペーン品の教皇シオンに同梱され、
武器持ち用手首は天秤座ライブラ童虎に同梱された。