聖衣神話第31弾
冥衣第3弾
2006年11月発売
5,040円
冥闘士の中でも最強を誇る冥界三巨頭の一人。天貴星グリフォンのミーノス。
名前だけは地上や裁きの館で出ていたが、初登場はオルフェ達が乗り込んだ
ジュデッカで、その後第五獄にてカノンと対峙した以降はエリシオン編直前まで
出番がなく、必殺技も小宇宙の糸で敵を操る「コズミックマリオネーション」のみ。
黄金12人の光の矢の余波を食らい、氷河との対決でダメージを受けてもなお
立ち上がってきたが、神の加護を受けずに超次元に入り跡形もなく消滅した。
アニメでは紫に寄っていたが、ワイバーン、ガルーダ同様イメージ優先の漆黒でリリース
全体的にパーツが太いイメージ。翼背面はネジが多数露出していて見栄えが悪い
1st素体使用でアンダーは紺
足首は冥衣そのままの造形
オブジェ形態は鷲の上半身に獅子の下半身を持つ幻獣グリフォンの姿に組み替わる。数々の物語に登場し、紋章学では
王家の証とされるが、起源は名の由来となったギリシャ神話以前にヘロドトスが記した歴史書ヒストリアイにすでに見られる
鷲の部分は金色、誇大な体躯で牛や馬を一掴にし食らう。天上には漆黒の巨大なグリフォンが義憤の神ネメシスに仕え、
彼女の車を引く役を担う。また、黄金や宝物を守護し、欲に目の眩んだ人の処罰も行う。キリスト教では七つの大罪の一つ。
ヘルメットタイプのマスクを装着する際、頭髪パーツを前後で外すし
マスク装着用の前髪パーツを使用する。目が隠れる前髪パーツも付属
オブジェと素体の比較
あまり印象にない素顔だが
それにしても誰コレ感が・・・
本来は髪の房の一部が冥衣の前に出て下がっているが
襟が巨大なため首を外さないと再現できず、長さも不十分
パーツ構成。握り拳、平手、必殺技用手首が付属 ブリスター構成。右の翼のトレーは素体のトレーの下に重なって収納されている
巨大な翼は上部の中間に可動部位が1つだけあり、
多少広げる事ができる他、基部で角度も変更可能
肩アーマーは一応上に跳ね上げられる他前後に角度を調整できるが、腕やマスクに干渉しまくって
クリアランスは極めて悪い。それなのにディティールが原作に比べ大幅に簡略化されてしまっている
腰アーマーは左右に大きく開く事ができる
閉じた状態ではクリック部分で固定される
翼の展開と肩の跳ね上げはこれぐらいが限度
某MSのウイング並みに可動して欲しかったが・・・
間接攻撃主体だが素のパンチ力で氷河の作った
フリージングコフィンの氷壁を打ち破るパワーもある
コズミックマリオネーション用の手首も付属する
流石に敵を操る糸のエフェクトは付属せず
2nd素体の最終キグナスとの比較。足首の延長もあるが、冥衣のパーツが巨大なため二回りほど大きく見える
遂に冥界三巨頭が揃った。大系でも成し得なかったこの光景はやはりファンとしては嬉しいところ
OVAハーデス冥界編のリリースに連動し、冥衣第3弾として
発売された。試作では再現されていた肩の8連構造が簡略化、
頭部造形もイマイチなのだが、三巨頭が揃い踏みしたことは
素直に評価できる。逆にメインどころから先に神話化したので、
一般冥闘士のリリースが危惧され、予想通り5年以上も新規の
キャラクターはラインナップに加わらなかった。おかげで現在
クオリティの差が問題になっており、リメイクが期待されている。