DXセイントシリーズ第1弾
2004年頃発売 香港バンダイ製
海外でのみ展開したシリーズ。5インチフィギュアとして流通した
アクションセイントのDX版として、ギミックを聖衣大系と同じくし
8インチ(約20cm)のアクションフィギュアとしてリリースされた
聖衣はほぼプラ製でカラーメッキが施されている 素体は足にモールドがあり、ベルト、拳、脚部は聖衣装着済みの造形
マスクをかぶる都合で頭部再現は最低限だが特徴をよく捉えている
パッケージ構成。ブリスターに各パーツが収まっている
素体は全身25ヶ所の可動点を持ち、スタイリングもさることながら可動範囲も十分で片足立ちも可能。特に足首が2軸可動するので接地性が高い
オブジェの各パーツ配置は独特のものになっている。翼の取り付けが右は聖衣に左はフレームに取り付ける方式が興味深い オブジェ形態とフィギュアとの比較
全パーツ構成。金色部分は軟質樹脂製。オブジェフレームは成型色仕上げのプラ製 尾の部分はオブジェ専用パーツ 脚部は挟み込み式、腕部や胸部はヒンジ式
聖衣を装着してもほぼ可動範囲は生きている。脚部は素体のダボ穴にパーツを取り付ける方式でしっかり固定される。ストレスなく動かせるのはオールプラ製の強みだ
聖衣大系からの伝統である翼を装着するギミックも健在。基部は軟質樹脂製で保持力も高い 翼はボールジョイントで自由に可動する
歴代素体との比較。左から大系、神話、ヘビーメタル、DXとなる 聖衣装着状態の比較。DXのバランスは今の目で見ても悪くない
聖衣大系とヘビーメタルはTVアニメ放映当時の1987年前後
聖衣神話は2010年、DXは2004年頃のリリースとなっている
(画像の聖衣神話は2018年に発売されたリバイバル版)
ヘビーメタル以外はオブジェ形態にもなるため、それを活かし翼装着のギミックがある オブジェ形態の比較。パーツ配置がそれぞれ独自のものになっている点に注目
OVAハーデス十二宮編の始動と共に発売開始した聖衣神話と同時期に展開
海外では12インチに次ぐメジャースケールの8インチフィギュアに合わせ
馴染みのある初期青銅からシリーズが展開したため、当初は国内でも
聖衣神話よりこちらを推すファンが存在した。残念ながら国内では未発売
2019.10/29作成 2019.11/08追記