1987年
他の鋼鉄聖衣と
同時発売
1,980円
アニメオリジナルのスカイクロスを纏った翔。聖衣は赤を基調に銀と青で派手目な配色。アンダーは劇中と違い黒一色
鋼鉄聖闘士と書いて「スチールセイント」と呼ぶ、グラード財団が聖衣を研究し、科学の力で開発したメカニックのクロス
翔も訓練を受けた普通の人間で、小宇宙を燃やして戦うわけではなく、聖闘士と勝手に名乗っているに過ぎない
オブジェはジェット戦闘機に組み変わる。巨嘴鳥のイメージが多少は含まれている
再現度はさすがに高く、玩具ありきのデザインに磨きがかかっている
翔や他の鋼鉄聖闘士を載せる事が可能
上部の突起を足裏の穴に合わせて固定
オブジェ形態とフィギュアとの比較
オブジェのみでも遊べる工夫が施された
まるでシューティングゲームの自機のようなシルエット、下面には車輪があり
定番の転がし走行で遊ぶ事もできる等、新たな遊びの提唱が前面に出ている
翔は常時片方の目が隠れるほど前髪が長いが
マスクをかぶる都合上髪の造形は最小限
パッケージ構成。発泡スチロールの型に各パーツが収まっている
腕部のみ左右非対称で、左腕には敵の攻撃を吸収、そのエネルギーで攻撃する装置を内蔵
巨嘴鳥(きょしちょう)星座と言う設定だが、本来の巨嘴鳥座の聖闘士との関係は一切不明
モチーフの巨嘴鳥とは実在するキツツキの一種で、新しい星座なので神話は存在しない
劇中では翔を吊り下げて飛行できるほど
内蔵されたパワーは高いが、その動力や
エネルギー源など謎な部分が多い
白銀聖闘士編の途中で突如出現した鋼鉄聖闘士
その背景には青銅5人のセールスが好調で、
当時は敵キャラは売れないと考えていたバンダイが
星矢達のサポートをするオリジナルキャラを出して
アニメを見た子供達に買ってもらおうとした狙いがあった
しかし原作では黄金聖闘士が続々と登場し、アニメも
どんどん神話の世界観が色濃くなっていくのに対し、
SF色が強い鋼鉄聖闘士の扱いに現場も混乱したようだ
オブジェ形態と連動して遊べるコンセプト自体は悪くなく
鋼鉄聖衣のアイデアは後の作品に少なからず影響を与えた