香港バンダイ製
ユニコーン・リザドと
同時期にリリース
アニメ版ペルセウスの聖衣を纏ったアルゴル、国内では販売されず、白銀聖闘士は魔鈴のみとなっていたが、香港バンダイにて
2000年代にリリースされた。全身を覆う聖衣がいやに紫がかっているが、長髪やメドゥサの盾のギミックも再現されており、
黄金聖衣に迫るフルアーマーにもかかわらず、全身のスタイルがそれ程崩れていないのは後発ならではの流石のクオリティ
ペルセウスクロスのオブジェ形態。肩が可動する。右肩がすごく取り付け難い。しかしなにやら胴がやたら長いのがすごく気になる
パケ裏の試作品ではちゃんと胴が短い
他にも合わせて肘の角度が違ったり
肩アーマーも取り付け角度が違う
原因はフレームの下部が台座パーツより
長く成型されている事と、受けが浅い事
どうしてこうなった!?気味悪いだろ
フレームを加工してしまえばいいのだが
台座パーツを前後逆にして、腰アーマーを
やや浮かせた感じに装着するといい具合
パッケージ構成。ブリスターの型に各パーツが収まる神話と同一の形式
外箱も神話と同じ縦長の箱で高さもほぼ同じものになっている
オブジェ形態との比較
顔の造形はそこそこ。マスクを装着した状態はかなり良い
頭部に受けが存在するのでマスクパーツが脱落することもない
劇中通りメドゥサの盾は普段は背中に、戦闘時は左腕に装着できる。残念ながら瞳は閉じたバージョンのみ
必殺技のラス・アルグール・ゴルゴニオもなんとか決まるが、劇中で多用したキック技は
スカートアーマーがネックでほとんどポーズを取ることが出来ない、フルアーマー故の欠点だ
オブジェ形態の改悪もなんだが、そもそも聖衣の色合いが劇中と違い紫すぎる
右は画像を加工して色合いを劇中に近づけたもの。これぐらいが良かったのだが
オブジェ形態や聖衣の色合い等、色々問題はあるが
白銀聖闘士屈指の強キャラなので、海外とはいえ
大系での商品化は素直に嬉しい。神話のノウハウを
色々取り入れ、完成度の高い香港バンダイ大系だが
同時発売のユニコーンとリザドでシリーズ終了となった
大系は大系で神話にはない玩具的な良さがあり、
シリーズ再開を望むコレクターも少なくないと思う