エピソード2のミニブックは全部で4種類と、今回は特殊なものが1種類追加された
前回同様それぞれ内容が異なり、裏面には様々なキャンペーン等の告知がある
ミニブック 全5種
ミニブック@、表面には主要キャラの紹介とアイテムの装備の仕方、裏面には冒険ガイドブックのプレゼント告知が載っている
前回チケットが@にだけ2枚付いていたが今回は他と同じく1枚に、その代わり他に大増量しているミニブックの存在が!?
@のキャンペーンは冒険ガイドブック(第2章)プレゼント。コインチケット4枚で応募でき、合計2000名にプレゼントされた
内容はギルド公認の公式ストーリー、エピソード2の登場キャラ、装備、モンスター等の紹介
今回は模型情報誌に掲載されていた情報ページが1部収録されている。巻末は前回同様クリアホルダー
ミニブックA、表面には武器と盾類の紹介、裏面にはヴィルガスト付属カード一式のプレゼント告知が載っている
左に載っているミニキャラは看護婦(当時の表記)イコリーナ。貴重な回復役だがこの時点ではあくまでサブキャラの一人。
ところが後にこのミニブックのイコリーナ自体が重要な意味を持つようになり、捨てずにとっておくといい事が・・・
Aのキャンペーンはエピソード1と2にアソートされたミニカード、全107枚をまとめてプレゼントというもの
コインチケット10枚で応募可能だった。ヴィルガスト界のどこかで道具屋を営んでいる「ギムル」の元に
なぜか余分にあるので分けてくれるという内容。反りのないさながらピン札のようなミニカードが手に入った
ミニブックB、表面にはエピソード2登場モンスターの紹介、裏面には装備アイテム一式プレゼントの告知が載っている
Bのキャンペーンは装備アイテムまとめて一式プレゼント。コインチケット15枚で応募でき、合計200名にプレゼントされた
前回よりチケット枚数は倍になるが今度は4人分の装備全部が当たる。カプセルに収めるためゲートが曲げられる装備類だが
プレゼントされた装備はビニール袋に入って封筒で郵送されるので、パーツは一切曲げられていない素の状態なのが嬉しい
ミニブックC、表面には装備アイテムの紹介、裏面にはペスパ国の大臣の依頼等が載っている
Cのキャンペーンは瞬達が危機を救ったペスパ国の大臣からの依頼で、城を抜けだして遊びに行った
リタ姫を連れ戻してほしいという内容。詳しいことは追って伝えるとなっており、この時点では
なにをすればいいのか分からなかった。ちなみにリタ姫とはガイドブックで紹介されている右下の人物
瞬が探している三智子そっくりの外見だがまったくの別人。その隣はリュキアの幼なじみ「シルビー」
なんと今回レアアソートとして丸特印でチケットオンリーのミニブックが存在する
チケット10枚分と非常にお得だが袋買いしても1、2枚しか入っていないので
コレクターは切り離すのがもったいなくてキャンペーンに使えないというジレンマ(笑)
- 甲龍伝説ヴィルガスト エピソード2 振り返り -
エピソード1の発売から三ヶ月後という
短いサイクルでの発売となったエピソード2
今回で主要メンバーが出揃うことになるが
内容はほとんど新規のもので
前弾を買い逃していると手遅れになる現象は
当時としては当たり前の出来事だった
前回よりアイテム数は減っているとはいえ
全46種とコンプするには依然莫大な数で、
コレクターは以後売り切れとは別に
三ヶ月のタイムリミットとも戦う事になる
エピソード2はフルアーマーで重装備のムロボや
知名度の高いねこ耳キャラのリュキアと
人気キャラがラインナップされていたが、
装備品の種類自体は少なくなり(ボストフとレミの
装備可能部位の少なさが原因で二人合わせて一人分)
エピソード1よりかは装備一式を揃えるハードルは
事実上低くなっていた
フィギュアはパーツを抜けにくくするため、
胴体ダボは四角に、腕のダボも太くなったが
女性キャラの首が胴体と一体成型になり
可動箇所はエピソード1のキャラより減っている
モンスターにレアカラー(クリア版)がなくなり
ミニブックにレアバージョンが登場した
主観だがエピソード1よりは出回った数が
多くなったと思われる(実際の出荷数は不明)
早くも来年(1991年1月)にエピソード3の
発売が決まっていたが、その前に変化球の
アイテムが年内にリリースされる事になり
その内容に大いに注目が集まった
エピソード2販売告知チラシ
そして、物語は「ますこっと」へ・・・