1988年発売
2,400円
妖邪側の鎧擬亜を操る四魔将の一人「悪奴弥守」(アヌビス)が装着、
阿羅醐の力により闇魔将となった。後の設定では本来の姿は
「漆黒の鎧」であり、阿羅醐によって魔将の鎧へと姿を変えられた。
装着する悪奴弥守も本来は「孝」の心を持つ鎧戦士の一人であり、
佐々木九十郎という戦国時代の人間だった。武器は背中に収める
長刀「黒狼剣」(こくろうけん)。必殺技は、剣から闇を生み出し、
相手の視界を封じて斬りかかる「暗黒跳飛斬り」(あんこくちょうひぎり)
内包する存在意義は、闇を通して、死の世界を監視し、
闇の中(死の世界)の道案内となる。死する者の安らかな眠りを守護する。
アンダーギアは朱色。分かり辛いが顔の傷も再現されている 巨大な頭飾りと牙状の突起が特徴
劇中で武装シーンは描かれなかった アンダーギアの各部にあるポイントに鎧を装着する
これが玩具オリジナルの、鎧に秘められた驚異の力だ!
●ヘッドギア
闇の中でも戦える
視力を持ち、
体を痺れさせる
眼光を放つ。
●ショルダーギア
コンクリートを
一突きで破壊する
怪力がある。
●ボディギア
鋭い牙で人間や
武器を突き刺し
粉々にする。
●ニーギア
相手の喉元に
食い込む
膝蹴りを放つ。
そのパワーは
ビルも吹っ飛ぶ。
●アームギア
硬く鋭い鉤爪で
どんなものでも
引きちぎる。
●ウエストギア
死の魔毒を
出し、人間の
体を腐らせる。
●黒狼剣
鞘から抜くとたちまち闇を作る長刀。
闇のパワーを集めて暗くて目の
効かなくなった相手を斬り裂く。
●レッグギア
100メートル
1.5秒で走り
獲物を追う。
■黒山犬の鎧、闇魔将悪奴弥守の能力
素早い動き、ジャンプ力に優れ、どんな漆黒の闇の中でも明瞭な視力を持っている。
一端戦いに入ると、相手を徹底的に叩きのめすまで攻撃の手を緩めない。
硬く鋭い爪と牙(長刀)で、アンダー・ギアなどひとたまりもなく切り裂いてしまう。
武器の都合で黄色成型色の
手裏剣とシコロ(小型剣)
黒狼剣は持ち手の部分も
ちゃんと再現されている
左腕の超硬度の鉤爪
爪は部分塗装されている
これが玩具オリジナルの、
アンダーギア那唖挫の必殺技だ!
■狂犬十字ゴマ(きょうけん じゅうじ ごま)
相手を逆さまにし、狂犬のように食らい付き
手を組み自分の足と相手の足をロックさせ
そのままコマのように回りだして
相手を窒息死させる恐ろしい技。
■雪狼(せつろう)
相手の動きを完全に封じ、体を宙に
浮かせ戦闘不能にさせるこの技は、
アヌビスの手下である狼が
獲物を捕らえる時ヒントを得た技だ!
合体技
■二身廃残拳(にしん はいざん けん)
ラジュラに敵を押さえ込ませアヌビスが
急所にパンチやキックを叩き込む、
身動きの取れない状態で
やりたい放題の攻撃を加えられる。
まさに反則技の権化である。
黒狼剣は大型でちゃんと太刀の形をしている
持ち手が太く残念ながら持たせることはできない
右腕の鉤爪もプラモ版はシャープで大型
劇中のイメージに近いものになっている
プラモ版はちゃんと目の部分が空いており
モールドもシャープだがこれはこれで微妙
アンダーの色も鎧も闇っぽさはないが闇を活かした攻撃を多用
プラモ版は紙製だが赤いマントも付属、この辺りの拘りは高評価
劇中でも阿羅醐に「山犬の血が騒いだか?」と言われており
狼を従えるなどアヌビスの名の通り、闇と犬系の2つの
イメージがある。(アヌビスとはエジプト神話の冥界の神)
属性故に光輪のセイジと対決することが多かった。
迦雄須の導きにより朱天が改心し、後半は三魔将となったが、
那唖挫と共に阿羅醐に従い戦った。阿羅醐が倒され、
地上に平和が戻った後は、迦遊羅に同行し妖邪界に戻った。