キルナ側アーマー
解説:プロトタイプは2980年にキルナ国防軍大統領親衛隊兵器開発部により
設計された機体で威圧感を全面に出したデザインが施された。
C・A13は両腕に巨大な爪(バトルドーザー)が装着された機種で
さらに威圧感が増した。特に砂漠戦闘を前提に改良されたアーマーである。
固定武装としてはローリングランチャー、地対地ミサイル、対空ロケット、
メタルストック(手投げ弾)等が装備される。C・A13-1は黒い機体の
「スコーピオン」と呼ばれゼルダン宇宙軍機甲大隊レギオン隊の
指揮官機としてロッシュ大佐が搭乗する。
全高:12.000mm 全幅:11.600mm 肩高:11.000mm
乾燥重量:89t 戦闘重量:101t
最高速度(磁力ホバー):780km/h (走行)90km/h
通常出力:498.000shp 最大出力:70.000shp
起動システム:パルス融合エンジン
武装:300mm8連ローリングランチャー 100mm機関砲
250mm3連地対地ミサイル 120mm6連対空ロケットx2
手投げ弾(メタルストック)x2 格闘用バトルドーザーx2
 ■装甲巨神Zナイトストーリー
人類はすでにテラフォーミング計画によって火星を第2の地球とした国家を創建していた。西暦2600年には地球は
一度彗星衝突の現実に遭遇した。その時から火星国家は地球を見捨てた独裁者や選ばれし者たちの国家へと変貌したので
あった。惑星国家キルナの誕生であった。人類は地球(後にブルースターと呼ばれる)と惑星国家キルナに分断された。
……時は西暦2997年、大宇宙に太陽風が発生、ブルースターと火星を襲った。ブルースターの汚れた大気は吹きとばされ
大気は浄化された。火星では人工大気を吹きとばし人類を打ちのめした。キルナの大統領ギスカールは母星である
ブルースターへの帰還を決意、キルナ宇宙軍の大艦隊がゼルダン将軍の元に編成された。
西暦2997年、宇宙ステーションコロニーのアトランティスにキルナの大艦隊が入港、キルナ宇宙軍のブルースター
帰還作戦がスタートした。アトランティスはキルナ宇宙軍のアーマーにより制圧された。……バトルアーマーを艦載した
キルナ宇宙軍はブルースター目指し発進した。その目的はブルースター侵攻であり、装甲巨神の奪取であった。
パーツ数:64 キャップ使用数:8 パワーユニット:1(単3x1)  ハードポイント:3
1991年5月発売 2,600円
B・A:バトルアーマーとは、戦闘用人型兵器の総称で2300年代の後半に人類が生みだした画期的な戦闘メカである。
開発当初のテスト機体は数々のテストを行った後に、宇宙ステーションの建設等に使用されたが、結果的にはB・Aの
宇宙戦闘能力を極めて向上させるデータ収集に役立つ事になる。操縦は基本的に有人システムであるが、戦闘学習型
コンピューターの搭載により基本動作は機体自体の判断で行う事が出来た。そのためにパイロットの役割は
攻撃タイミングの判断をすればいい訳だが、優秀なパイロットはコンピューターに対する依存度を減らす事によって、
より高い戦闘力を引き出す事が可能であった。その後、戦闘用アーマーは2600年代に誕生した
「惑星国家KILNA」に於いて急激な進化を続けていく事になる。
機体解説:元々は市街戦での暴徒鎮圧、反政府ゲリラの制圧用に開発された機体で、シルエットも敵の恐怖を
煽るようなデザインになっている。今回の侵攻作戦に合わせて砂漠戦闘用に改良。両腕に装備された巨大な爪は
格闘戦で威力を発揮し、砂漠では砂を掘り地中に潜ることもでき、砂を機体外に排出する装置も装備している。
もう1つの特長として超広範囲熱源探知システムを標準装備、砂漠戦でこの機体から逃れるのは難しい。
パイロット:ゼルダン宇宙軍機甲大隊レギオン隊は、支援用浮遊戦車と共にC・A13を運用する部隊。あちこちの
キルナ軍から追い出された荒くれ者が多く集まる。部隊を率いるロッシュ大佐(38才)は騎士道精神を重んじ、
最も軍人らしい軍人の一人として両軍から高く評価されている。部隊は大佐の高潔な人格に引かれ固く結束した軍団だ。
筆者解説:ブルースター侵攻作戦では、主力部隊としてウッディーランドユニオン占領を皮切りに活躍し、地上戦で
多大な戦果を上げた。キットは正確にはC・A13-1「スコーピオン」と呼ばれるデザートウォーカーの1号機で,
黒く塗装されたロッシュ大佐の専用機である。量産型は砂漠戦を考慮して全身をサンドイエローで塗装されている。
戦車と砂漠戦をイメージしてデザインされ、手持ち武器を持たないのが特徴のB・A。メタルストックは左右の腰に装備されている
頭部にコクピットと熱源探知システム、左胸にライトセンサーを装備
砂を吸い込み放出するファンが機体各所に装備されている 右胸に機関砲を装備。右肩のローリングランチャーは手動で回転可能
エンブレムの付いた右肩のシールドが可動、下部には3連ミサイルランチャーが内蔵されている 背部に唯一の固有武器マウントを持つ
最大の特徴である格闘戦用のドーザークローは普段は腕部後方に向かって折りたたまれており、戦闘時に展開、戦車の装甲も易易と貫通する威力を持つ
他のバトルアーマーの武装も装備可能 装甲巨神のパーツとも互換性がある プロモビデオでは戦車を串刺しにしていた
電池ボックスの左上に電源スイッチがある 腕を振りながら2足歩行で前進する、装甲巨神のような連動ギミックはない
装甲巨神と同じくバトルアーマーも各キットで
共有しているパーツがあり、動力部分と2つの
ランナーが他のB・Aと共通になっているため、
B・A同士である程度の互換性がある