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ゾイドを組み立てよう!
ゾイドはプラモデルと違って玩具基準でパーツが成形してあるので
普通のプラモデルとは材質が違い、耐久度も高いものになっています。
そのため組み立てるにために、できれば専用の工具を使いましょう。

以下の工具は模型屋さん、ホームセンター、さらには100円ショップ等
でも扱っている場合があるのでぜひ探してみてください。
(できれば高価でも高性能の工具がお勧めです)
ゾイドをきれいに仕上げるためにはパーツを切り取る
ニッパー(写真1番右)切り取ったパーツを成形する
ヤスリ(右から2番目)細かいパーツを扱ったり、
シールを貼るのに役立つピンセット(左から2番目)
電池で動くゾイドの電池ケースを開けるために必要な
ドライバー(1番左)等の道具があると便利です。
実は爪切りはニッパーとヤスリの代わりにもなります。
はさみを使うよりはマシ程度ですがパーツの切り離し
及び付属するやすりでパーツの成形に使えます。
カッターは切り取ったパーツの不要部分(ゲート)を
切り離すのに使います。
デザインナイフだとさらに精密な作業ができます。
パーツに油脂が付くのを防ぐビニール手袋。
皮膚が弱い人にもオススメです。やや余裕のある
写真のようなタイプと医者が使うような
手にぴったりフィットするタイプがあります。
作業するにあたっての環境を整えよう!
まず、なるべく机とイスで作業してください。手やひじをつけるので安定した
作業ができます。次に照明を用意して、なるべく手元を明るくしましょう。
使う道具などをすべて手の届く範囲に用意したら準備完了です。
スーパーやコンビニなどでもらえるビニール袋を
写真のように机にセロテープなどで固定してゴミ袋にすると、
プラスチックくずやランナーを捨てるのに役立ち、
作業スペースがいつもきれいになります。
いよいよ作業スタート!
パーツをしっかり切り取ることはきれいに仕上がるだけではなく、
可動範囲への悪影響も防げます。ゾイドは他のプラモデルと違って
動力で連動可動するパーツもあります。そのパーツにゲートなどが
残っていると可動の妨げになるので、確実に処理しておきましょう。
細かい作業の連続になってしまいますが、基本的なことなので
しっかりマスターし、美しくゾイドを仕上げましょう。
まずランナー(枠組み)からパーツをニッパーで切り取ります。
この時ゲートの1段細くなっているはし、パーツから最も遠い部
分にニッパーの切断部分を的確に当てて切り取ります。なるべく
遠い部分を切断するとパーツに負荷がかかりにくくなり、安全に
切り離せます。ニッパーの向きは基本的には平らな方をパーツに
向けますが、パーツから十分に距離があれば使いやすい方で切断
してかまいません。大きいパーツを切り取る時はパーツの重みで
ゲートからもげることを防ぐためしっかりとパーツを保持しまし
ょう。複数ヵ所でつながっているゲートの切り離す順番はなるべ
く細かい部分から優先して切断しましょう。細かいパーツなどは
切断した衝撃でパーツが破損する場合もあるので細心の注意を払
ってください。切断の際にはパーツよりもゲートからランナー部
分を押さえてその先のランナーを切り取るようにすると破損しに
くいです。それからゲートを切断するようにしましょう。
補足:ゾイドの目の部分などによく使われるクリアパーツの切断にはさらに注意が必要です。
   クリアパーツは普通のパーツよりも硬質で衝撃に弱いため、細かいパーツを扱うのと同じ感覚で
   なるべく余裕をもってランナーから切り離しましょう。破損するとほとんど修復できないので、
   慎重に慎重を重ねて作業しましょう。また、汚れやキズが付きやすいのでなるべく他のパーツか
   ら隔離しておきましょう。パーツどうしが接触するとキズが付く危険があります。
最低限コレぐらい余裕を持って切り離すことをオススメします。
この後、ゲート処理をしていきます。
このゲートはパーツに合わせて切断する長さを調節しましょう。
ゲート処理は必ずニッパーの平たい方をパーツに向けて作業します。
ゲート部分を1〜2ミリ程度残して丁寧に切断しましょう。
切り飛ばしたゲートくずが散らばらないようにゴミ袋の方に向け
て作業しましょう。とばしたまんまにしておくと、
あとで切り飛ばしたゲートくずを踏んで痛い目に遇う事も(笑)
これぐらい残したらニッパーでの作業は修了です。
次はカッターやデザインナイフを使って不要部分を
さらに処理していきます。
細かい作業になるので照明には気をつかってください。
なるべくなら卓上ライトなどを2つ用意して
斜め前左右から照らすと理想的です。
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