聖衣神話第66弾
初期青銅聖衣第6弾
2010年6月発売
5,250円
ギリシアは聖闘士(セイント)発祥の地、聖域(サンクチュアリ)にて6年間の修行の末
聖闘士の資格を得た星矢が手に入れたのが天馬座(ペガサス)の青銅聖衣(ブロンズクロス)
原作ではレッグパーツは膝あてだけで、スカートアーマーもなく、ヘッドギアタイプだったが
頻繁に形を変えると商品化が難しいというアニメスポンサーのバンダイが提示したデザインを
作画監督である荒木伸吾氏がまとめあげたのが、いわゆる初期青銅聖衣と言われる本商品
聖衣大系では第1弾であったが、聖衣神話では約6年半の時間を経てようやくリリースとなった
アニメ独特のヘルメットタイプのマスクに黄金並みのレッグアーマー、大系のギミックも引き継ぐ 星矢の赤スーツ3rd素体は初となる
オブジェ形態は羽の生えた白馬であるペガサスに組み変わる。ギリシア神話においてペルセウスの退治したメデューサの
血から生まれたとされ、ペルセウスと共に幾多の活躍をした後、ベレロフォンの愛馬となったが、偉業を成し遂げ増長して
天を目指したベレロフォンに怒ったセウスが手を下し、ベレロフォンは落馬、ペガサスはそのまま天に昇り星座となった
フレームには装着状態に使う翼の
基部を収納するスペースがある
拳、平手2種、手甲パーツは左右で4つ付属
オブジェ形態と素体との比較
大系にあったオリジナルギミックである翼装着は専用の基部パーツを介し背中に装着される
大系同様尻尾パーツを盾にできる
アイプリントがまともなので、マスクを着けるとまだ見れるが、
相変わらず髪の毛がもっさりで、鼻の造形、口の色味もおかしい・・・
ブリスター構成。表情パーツぐらいあと2、3余裕で入りそうだが・・・
肩アーマーやスカートアーマーが大きく可動するため、ポージングに支障はない
祖となる大系との比較。大系では足首の左右に
翼モールドがあるが、神話では外側のみとなった
幸い星矢にはヘッドパーツのバリエが多い。さしあたってアペンサジタリアスヘッドと交換。数年前の商品より見劣りするのは正直悲しい・・・
そんなわけでマスクがかぶれないとつまらないので、小改造を施した
アペンのフェイスパーツを初期青銅のマスク装着用後ろ髪パーツと
マスク装着時に干渉する部分をデザインナイフで切り落とすだけ
最終アペンのヘッドを移植。主役なんだから表情パーツはデフォで欲しい
それともアペンでも発売する予定があってあえて付けなかったのか?!
左が初期青銅ヘッド、中央がアペンヘッド、これを右の画像くらいまで
ざっくりと切り落とす、マジック等で当りを付けて慎重に作業しよう
一応改造後もアペン髪パーツに装着可能だが、改造は自己責任で・・・
胸部アーマーが軽装なので、私服アペンのシャツや五戦士の時に加工したアンダースーツを着せてみたが
露出が多いせいかあまり似合わない?!ってゆーか全体的にバランスがおかしい。更なる改良必須か・・・
出来の良い見本があるのに
なぜクオリティが落ちるのか
上半身を私服アペンに換装すれば銀河戦争編の紫龍戦を再現可能。頭部は襟足別パーツのジタリアスアペン使用
遂に始まったファン待望の5人の初期青銅聖衣シリーズなのだが、
しょっぱなからこのレベルだと正直残念な気持ちでいっぱいだ・・・
アニメでの知名度も高い初期青銅で主役のキラーアイテムのはずが
表情パーツが1つも付かず、顔や頭髪の造形は醜い、全体的な
シルエットもややスタイリッシュすぎる、エフェクトパーツや小道具等
おまけ要素が一切ない(十二宮編ラストのアテナの盾ぐらい欲しい)
数年前の最終青銅と比べるとむしろ退化していると言わざるをえない
それなのに1000円以上高くなっているのでがっかり感が増す
この星矢を元に例によってカラバリ展開されると思うと、
以降の初期青銅はもう少し気合を入れて取り組んで欲しいが・・・