聖衣神話第68弾
初期青銅聖衣第7弾
2010年8月発売
5,250円
西インド洋に浮かぶ昼は灼熱、夜は極寒の地獄の島、アンドロメダ島に送り込まれた瞬は、
厳しい修行の末に見事聖闘士の資格を得て、アンドロメダ星座の青銅聖闘士になった。
最大の武器である1対の星雲鎖(ネビュラチェーン)は、瞬の小宇宙が高まれば高まるほど、
その特色を濃くしていき、左手の円鎖(サークルチェーン)は鉄壁の防御陣を展開し、
右手の角鎖(スクエアチェーン)は敵が異次元の彼方にいても見つけ出して攻撃する。
原作では5人の中で最も軽装で、聖衣の色も紅色に近かったが、アニメではドピンクで
スカートアーマー無し、髪の色も緑にされる等最もイメージが変わったキャラと言える。
ヘッドと腹部以外は金属製、メッキ仕上げもあるが、劇中とだいぶ色合いが違う 素体は3rdを使用、瞬唯一の緑スーツ
オブジェ形態はエチオピアの王ケフェウスとカシオペアの間に生まれた王妃アンドロメダが鎖につながれた姿に組み変わる。
ヒザパーツはオブジェフレーム内に収納し、腕部フレームの胸部ダミーパーツが胸アーマーの上にかぶさる仕組み。
神話では化け鯨の生贄にされた所をメデューサ退治の帰りに通りがかったペガサスに乗るペルセウスに救われ、
後にペルセウスの妻になり、アテナによって星座となった。漫画ではケフェウス座が瞬の師で関連が深いが、
ペルセウスには逆に石にされ、化け鯨(と猟犬)に鎖に繋がれたのは魔鈴だった。天のペガサス座は隣の星座でもある。
オブジェと素体の比較。鎖の巻き方に説明はない 髪の毛の色も劇中とやや色合いが違う。顔の造形は相変わらずだが星矢よりはマシか?!
手首は左右4種づつ、手甲パーツは2対付属する ブリスター構成。鎖が豊富なのはいいが、今回も別表情パーツはなし
手首に装着するタイプはこれまでのと同じ構成
先端のスクエアとサークルも再現されている
星を模す防御陣にはさすがに長さが足りない
合金製の鎖は大系基準の長いタイプと、左右の手首に装着するタイプの2種が付属する
必殺技用の鎖はサンダーウェーブ用と、ローリングディフェンス用の2種が付属
最終青銅ヘッドとの比較、素体の差もあって初期が最も背が高い・・・
最終青銅ヘッドを移植。アニメ初期のイメージとはやはり異なる
始祖である大系のアンドロメダクロスと比較。オブジェは比較が分かり易いように鎖を巻いていない
こうしてみると劇中イメージと色合いが違う神話版だが、オブジェ形態ではそれほど悪くないように思える
クオリティ的には初期青銅星矢と大差ない内容と言える。
更に今回は聖衣の色合いからアンダースーツに髪の毛の色まで、
全てにおいて劇中とイメージが異なり、どうもしっくりこない・・・
頭部造形は一見良さそうに見えるが、やはり口周りの造形と、
髪の毛の造形がダルく、装着前後で後ろ髪の長さが激しく違う。
やはり表情パーツは付かず、ボーナスパーツも一切付かない。
(暗黒聖闘士との決戦で星矢達に渡した鈴ぐらいは欲しかった)
初期青銅第2弾に瞬をもってきた点は妥当な判断だと言えるが、
このクオリティで販売に踏み切ったのは後々どう評価されるか・・・