聖衣神話第62弾
神闘士第9弾
2010年1月発売
4,725円
アスガルド8番目の闘士、悲しき黒い牙と爪を持つ影。ゼータ星アルコルのバド。
ゼータ星のゴッドウォーリアーの影だが、その実力はミザールのシドを上回る。
オブジェは白銀のサーベルタイガーに組み変わる。
必殺技は「暗黒(シャドウ)バイキングタイガークロー」。光速拳の使い手でもある。
名門の家系に生まれ、兄弟というだけで古い掟に従い幼い頃に山中に捨てられた。
運良く近くの村人に拾われ、貧しいながらも屈強の闘士に成長したが、
その間、自分の宿命を呪い続け、ゼータ星のゴッドウォーリアーに選ばれた時も、
同じくゼータ星のゴッドウォーリアーに選ばれたシドの影でしか過ぎない事を知り、
シドを影で支援しつつ、憎悪の炎を燃やしつづけていた。
しかし一輝との戦いの中、シドが幼き頃から不遇の兄を思い悩んでいた事を知り、
はじめて兄弟愛に目覚め、シドの屍を抱き雪原の中へ消えていった。
大系と同じように神闘衣は白ではなく銀になった 表裏が赤のマントが付属 ゴッドウォーリアー共通の3rd素体を使用
オブジェ形態は白銀のサーベルタイガー。一部で北欧神話の月を追う狼ハーチがモチーフと言われるが、
劇中では一貫してサーベルタイガーとして描かれ、オブジェもタイガー型、ただハーチは憎悪と言う意味なので、
その辺りや、二対の獣と言う部分を参考にフェンリルと被るのでタイガーに変更したのかもしれない。
豊富な手首パーツが付属 ブリスター構成
オブジェとの比較 顔の造形は残念ながらシドのまま 劇中に登場した短剣が付属
フェイスガード有りのマスク、ガード無しのマスクが付属、残念ながらフェイスはシドと共通の1つしか付属しない
複数の手首パーツにより劇中のほとんどのポーズが再現可能。ゴッドローブの構成は色以外はミザールのシドと変わらない
シドと兄弟と言う設定だが、実際は育った環境により表情が違い、バドは邪悪さを込めた不敵な笑みが印象だった
一輝と瞬の兄弟愛に触れ、最後は人間性を取り戻したが、全ては遅すぎた。一輝の前から去った後は生死不明
アスガルドの神闘士シリーズ9体目、最後を飾る事となったアルコルのバド
大系では限定版だったが、神話では通常リリース

顔の造型がシドのままだったのが非常に残念
スタンド用のサファイアが付属しないわりには胸のサファイアはそのまま
ゴッドローブの色は個人的にはパールホワイトみたいな感じが良かったが・・・

なにはともあれ、これでアスガルド編のゴッドウォーリアーはコンプリート。
シリーズ開始から約3年半、アニメオリジナルで吸引力が懸念されたが、
振り返って見るとカラフルで変化に富んだゴッドローブ、
ギングまで付属したフェンリル、専用の巨大素体を使用したトール、
通常発売されたオーディーンローブにアルコルのバドと、
当時からのファンにとっては感慨深いシリーズになったと思う。

そして、恐らくラストとなるヒルダ様のリリースでシリーズは完結する。