EMZ-19 シンカー <戦闘機械獣>
  SINKER(エイ型)
解説:帝国側に始めて登場した、飛行可能なメカである。
共和国のサラマンダーのように、高々度を高速で飛行す
る事は出来ず、サラマンダーとのドックファイトは考え
られない。しかし、水中から空中へとすばやく転換出来
る能力がある。
カタログ解説:スクリューで水上走行する新型水陸両用メカ。
全長:10.8m 全高:3.0m 全幅:12.7m
重量:26.6t 最高速度:M0.8〜0.9
水上最高速度:約60ノット
武装:ホーミング魚雷X4 加速ビーム砲X2
   大型ブースターX2 機銃X2
   コックピットは単独で飛行可能。
ゾイド・ストーリー(1)
時代は地球人類が太陽系に進出を果たして、恒星間飛行を目指す大航海時代に入った頃・・・
太陽系の全く正反対の位置に、太陽系とそっくりなゾイドゾーンが発見された。
惑星ゾイドは地球によく似た大気を持ち、金属鉱脈の露出が多い星だ。
そのため、金属イオン濃度の高い海に誕生した生命は、さまざまな進化を経て、爬虫類型、昆虫型の金属細胞を持つ生物となった。

金属生命体「ゾイド」の誕生である。

また一方では、進化の途中で枝分かれし、独自の発展の末、知的生命体である「ゾイド星人」も誕生した。
後にゾイド星人は、共和国側、帝国側に二分され勢力争いが始まった。
そして両陣営は、ゾイドを主要武器である戦闘獣へと改造していった。
そして今、飛来した地球人の手により、ゾイドはさらに改良され戦闘能力も強化されて、
注目の「メカ生体・ゾイド」となっていったのである。
キット解説:両翼のヒレを動かしながら地上を走行。
水上では、スクリューで航行する。
パーツ数:28 キャップ使用数:10 パイロット:1
パワーユニット:1 ハードポイント:8
コスト:780 1985年7月発売
筆者解説:帝国軍が制空権と制海権をいっきに握るために
開発した史上初の水空両用ゾイド。この機体の登場により
戦域は拡大し、追い込まれた共和国軍は特定の機体に
対抗する新型ゾイドを開発する傾向が強まっていく。
厚い装甲で守られた機体は多少の被弾にはびくともせず、
共和国軍を大いに悩ませた。

筆者解説:小型ゾイドながら恐るべき性能を秘めた機体。
これまでの戦術論を撃ち破る運用方が可能であったため、
長く対抗機種が現われなかった傑作ゾイド。水空両用で
あるがゆえに海面すれすれの飛行も問題なくこなし
奇襲には最適の機体。

製品解説:帝国初の水中対応ゾイドで、初のスクリュー搭載
ゾイドでもある。方向舵も備え、円を描くような航行も可能。
地上では車輪で走行する。浮き用の発泡スチロール付属。
 ■帝国側仕様バリエーション
高速洋上仕様
 共和国側フロレシオス、アクアドンに対抗すべく開発されたメカ。その高速機動性は共和国側を苦しめている。

高々度試験仕様
 サラマンダー迎撃用にテスト中の高々度迎撃用メカ。
 ブースターを大型の物に換装し、大型対空ミサイルを装備、一撃離脱戦法を狙う予定。
コックピットは機体に半分埋め込まれており、搭乗時に手前に引き出される
翼下に魚雷を装備
ブースターは浮きの役割を果たす
水中での推進用スクリューと方向舵
関連リンク
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