EPZ-004 ディメトロドン<電子戦用中型機械獣>
      DIMETRODON(恐竜型)
解説:体内に膨大な電子装置を納めた帝国の中型ゾイド。
巨大な背ビレの部分は全方位レーダーのアンテナとなって
おり一瞬にして敵をキャッチすることができる。ディメトロの
搭載する電子システムは敵の電波を受信後、自動的に
分析し、電波妨害を行うことができる。
強行偵察や電子戦を得意とする。
カタログ解説:奇怪なアクション。恐怖の新大物メカ。
全長:22.3m 全高:12.6m 全幅:8.42m
重量:156t 最高速度:150km/h
武装:超高感度レーダー 各種探知システム MAD磁気探知機
大型赤外線レーザーサーチライト 爆発物感知センサー
全天候3Dレーダー 全天候自己誘導ミサイルランチャー
高圧濃硫酸噴射砲 接近戦用ビーム砲X2 高速キャノン砲X2
ゾイド・ストーリー
ゾイド星の中央大陸におけるヘリック共和国とゼネバス帝国との闘いは一進一退をくり返していた。
だが共和国軍が超巨大ゾイド、ウルトラザウルスを開発したことにより戦局はしだいに帝国軍の敗北に向かってゆく。
帝国領内奥深くへと後退する帝国軍。共和国軍はついにウルトラザウルス部隊を主力とする大部隊を投入、帝国首
都を包囲した。共和国軍は多くの損害を出しながらも首都を陥落させた。ゼネバス皇帝とその残党は魔の海域トライ
アングルダラスを越え、北にある未知なる暗黒大陸へと脱出していった。闘いはやみ1年の歳月が流れた。
ある日の夜バレシア湾に今まで見た事もない強力なゾイド軍団が上陸し、一瞬にして共和国守備隊を全滅させてし
まった。ゼネバスが帰ってきたのだ。しかも、強力な暗黒大陸ゾイド軍団を率いて。
ゼネバス帝国軍とヘリック共和国の戦いは新たな段階に突入していった。
キット解説:尾を左右に振りながら前進し、口を開閉。
背ビレを交互にくねらせながら動く姿は新大型戦闘メカと呼ぶにぴったり。
パーツ数:60 キャップ使用数:10 パイロット:1
パワーユニット:1(単3X1) ハードポイント:16
コスト:1980 87年2月発売
機体解説:帝国軍が暗黒大陸の技術力を用いて開発した電子戦ゾイド。
D−day上陸作戦において初めてその姿を現し、強力な電子戦能力に
よって共和国軍の戦場把握能力を麻痺させ帝国を勝利に導いている。
その後、ゲーターに代わり、電子戦の主力メカとして活躍した。

筆者解説:暗黒大陸にて開発、量産されたゾイドだが電子戦用装備以
外は専用の武器を装備しておらず、攻撃力は中型ゾイドと同程度でし
かない。それも主に後方支援、かく乱の任務においてはもっともな話
だが、レーダーと連動した迎撃能力は高く、ある意味共和国軍にとって
もっとも厄介な機体である。改造タイプに海戦型が確認されているが、
ノーマル仕様で水中適応能力があるかは定かではない。

製品解説:1枚1枚独立して動くヒレが秀逸。歩行ギミックも独特で
電子戦用という設定の渋さからファンも多い傑作機。
 ■帝国側仕様バリエーション
地対空ミサイル装備仕様
 背中の左右に計4基の地対空ミサイルを装備したタイプでディメトロドンのすぐれたレーダーと連動したミサイルが
 あらゆる空域、特に中高度以下の敵を破壊する。塗装はダーク系の3色迷彩。

重装仕様
 背中のレーダー等の電子システムを多弾頭ミサイル発射システムに換装し、尾にもミサイルランチャーを装備した 
 重装タイプ。背中のそれぞれのミサイルは発射された後、弾頭が数個に分かれて目標に分散して命中、敵を破壊
 する。機体はオレンジイエロー、グレー、ホワイトで塗装されている。
特徴的な背ビレは1枚1枚独立して可動
コックピット開閉ギミック。パイロットは1名のみ搭乗
ディメトロドン全体パース
関連リンク
SPINEFIN
EZ-065 ディメトロドン
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ゾイドバトルカード
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ゾイドコレクション