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カッターは必ず切れ味の良いものを使ってください。
(管理人はデザインナイフを使って定期的に刃を換えてます)
切れ味が悪いとパーツに負荷がかかりゲートの回りが
白く変色してしまう恐れがあります。
ゲートの跡が目立たなくなればカッターでの作業は修了です。
なお、処理は根本から一気に切り取るのではなく、
段階的に処理するようにして失敗を防ぎましょう。
次に表面の処理をして仕上げです。
ヤスリを使って慎重にゲート跡を削っていきましょう。
確実に処理したい人は先のカッターでの作業工程をすべて
ヤスリで行っても良いです。時間はかかりますがヤスリの方が
失敗する危険性は低くなります。
注意点はあまり目の粗いヤスリを使わずに丁寧に仕上げる事。
パーツ表面に対して平行に、確実にヤスリがけしましょう。
最後に紙ヤスリで総仕上げです。慣れないうちは紙ヤスリを
平らな物に貼り付けてパーツ表面を均等にヤスリがけできるように
すると良いでしょう。同じく細かい溝などにゲート跡が残ってる
場合は棒ヤスリで慎重に削っていき、最後に棒ヤスリに紙ヤスリを
巻き付けたものを使って仕上げましょう。
曲面構成のパーツはより慎重にラインを意識して削っていきましょう。
紙ヤスリ、耐水性のある耐水ペーパーは模型屋さんで
扱ってます。目の粗さが違うペーパーがセットになった
ものが便利です。1000番、1500番、2000番と
数が増えるほど目が細かくなっていくので、荒い方から
順番に使って表面がなめらかになるように仕上げましょう。
鉄ヤスリにもいくつか種類があり、セットになった物が
オススメです。さらに目の細かい角棒ヤスリがあると、
細かいパーツのヤスリがけに便利です。
ホームセンターなどで売っている鉄ヤスリは木工用の
目の粗いヤスリが多いので、
なるべく模型店で買い揃えるようにしましょう。
ヤスリの目がプラくずで詰まったらワイヤブラシで整えます。
真鍮線を使ったブラシで、100円ショップなどでも売って
ます。これも真鍮線の細さが異なる物があるので、
よく使うヤスリにあった物を選びましょう。
組み立てながらやっておきたい事
パーツを切り取った後のランナー部分はゴミになります。
そのままだとかさばって捨てにくいので、パーツを切り取って
不要になった部分をニッパーで細かく切断して逐一捨てていく
ようにすると次に切り取りたいパーツを探す時にも便利になり、
スペースにも余裕が出てきます。パーツがランナーに付いた
状態でランナー同士を重ねるとパーツ表面が傷つく恐れがある
ので注意してください。
これぐらい小さくするとゴミとして捨てる時にビニール袋を
突き破らずにすみます。切り取ったゲート跡やヤスリがけで
できたプラくずは羽ぼうきなどでゴミ袋にはき出してくださ
い。プラくずが散らばっている所に不用意にパーツを置くと、
やはりパーツが傷つく恐れがあります。作業スペースはいつ
もきれいに、無駄なく使えるようにしましょう。
ゾイドのパーツにはパーツ番号が記載されているものが多いです。
しかしライガーゼロのチェンジングアーマーのようにしょっちゅう
組み替えてたりするとわけがわからなくなります。
そんな恐れがあるパーツはあらかじめ油性マジックなどで
組み上がって隠れる部分に詳細を書いておくと便利です。
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