ブラックライモス

EHI-2 ブラックライモス＜重装甲小型機械獣＞
　　　　　BLACKRHIMOS（サイ型）

解説：現在では旧式となったレッドホーンにかわる突撃戦用の
中型ゾイド。ぶ厚い装甲と多数の武器をもちまさに動く要塞と
いえる。背部装甲内部には偵察用ビークルが格納してあり、
レーダーでは発見できない敵の位置を正確につかむ時など
本体から離れて飛行し情報を送る。突撃戦闘時には先端部の
ドリル状の角が回転してどんな厚い装甲板でもかんたんに貫い
てしまう最大の武器となる。中型といえども総合能力ではレッド
ホーンに匹敵する機動力と戦闘能力を有している。

カタログ解説：森林戦闘メカ。

全長：１１.３ｍ　全高：７.６ｍ　全幅：６.７ｍ
重量：５６ｔ　最高速度：１６０ｋｍ／ｈ
武装：突撃戦用超硬度ドリル　大型電磁砲Ｘ２　二連装衝撃砲
接近戦用ビーム砲Ｘ２　誘導対空ミサイルＸ２　偵察用ビークル
全方位レーダー　前方監視レーダーＸ２

ゾイド・ストーリー
ゼネバス皇帝の心を支えていたものは「逆襲」の２文字であった。
ブラッドロック戦役（ＺＡＣ２０３８）から約１年。
皇帝は、Ｄ－ＤＡＹのこの日の為に、復讐の炎を燃え立たせてきたのだ。

キット解説：背中の大砲を左右に振りながら歩きます。
　　　　　　首を下げると角がグルグル回転します。

パーツ数：４２　キャップ使用数：１０　パイロット：２
パワーユニット：１　ハードポイント：８　コスト：１０００
８７年６月発売

機体解説：レッドホーンに代わり機甲師団の主力となるべく
開発された突撃戦用ゾイド。シンプルな設計で砲撃戦や
対空戦闘にも対応しており、帝国軍が共和国首都まで
進軍する際の大きな原動力となった。

筆者解説：部隊編成時にレッドホーンに代わって配備予定
だったが、完成度の高さから大量生産され小型突撃ゾイド
として定着した。このクラスとしては最高の重装甲と
突進力を誇り完成度は非常に高い。

製品解説：砲塔が連動で前後にスイングしながら前進。
頭部を下げるとギアと連動して角が回転するギミックが
搭載されている。このクラス初の２人乗りゾイドでもある。

　■帝国側仕様バリエーション
要塞砲仕様
　ビークルを搭載するかわりに大型の要塞砲を装備。大重量の弾丸を使用し近距離射撃を主とする。
　トーチカや要塞の施設破壊などを目的としている。機体はウッドブラウンとライトカーキの２色迷彩で塗装。

重ミサイル装備仕様
　全身にハリネズミのごとく多数のミサイルを装備したタイプ。後方からの支援攻撃に用いられる。重量増加
　のため機動力はノーマル仕様より劣るがその破壊力は絶大である。多弾頭ミサイル、小型ミサイルポッド、
　対地ミサイル、対空ミサイルなど多種多様なミサイルを装備。機体はグレー系統で塗装されている。

頭部に操縦者、背部に偵察要員が搭乗。ビークルは本体から離脱可能

レーダー連動の対空ミサイル

頭部を下げると角のギアが本体ギアと連動し角が高速回転する

大型電磁砲は左右に展開可能

ブラックライモス全体パース